無事故の場合の保険料について

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事故を起こさなかった翌年の保険料って?

自動車保険には等級制度があり、1年間保険請求する事故がないと等級が1つあがります。無事故の場合、翌年は保険料が少し安くなります。反対に、事故を起こして保険金を請求してしまうと事故の翌年から保険料が高くなります。
※等級制度について詳しくはこちら。

自動車保険参考純率におけるノンフリート等級別料率制度の改定(平成23年10月:損害保険料率算出機構)により、同じ等級でも事故を起こして保険金を請求した人の方が、保険料が高くなるようにかわりました(※「事故あり」と「事故なし」で割引率が異なるため)。
それでは、保険金を請求する事故を起こさなければ、自動車保険の保険料は必ず安くなるのでしょうか。

事故を起こさなければ保険料は必ず安くなるの?

自動車保険は、基本的に保険金を請求する事故がなければ年々安くなります。しかし、自動車保険は事故率とはべつに年代(※事故を起こしやすい年代かどうか)でも支払う保険料が異なります。

事故を起こす割合は年代別に、40歳代から50歳代は低く、20歳代以下の若年層と70歳以上の高齢者層は高めという傾向が見られます。これにより、事故率の高い年齢層には保険料を多めに支払っていただき、事故率の低い40歳代から50歳代は保険料が少なめになっています。この保険料の年代による差は、自動車保険の改定によりさらに広がることとなりました。そのため、40歳代~50歳代の方で等級が20等級になると保険料は最も安くなるはずなのですが、その頃にお子様が20歳代となり自動車免許を取った場合などは、急に保険料が高くなることもあります。

また、自動車保険は、車の型式による保険金の請求実績に基づき、保険料が異なりますので、乗る車によって保険料が上がったり下がったりします。車を買い替えることで保険料が変わることもありますし、同じ車に乗り続けて事故を起こしていないにも関わらず、車の型式による保険料の見直しで、翌年度の保険料が上がることもあり得ます。

これらのことから、自動車保険は事故がなければ必ず保険が安くなるとは言いきれないということがわかります。
できるだけ自動車保険の保険料を安く抑えたいならば、自動車保険も生命保険などと同じように見直しをしていくことが必要といえます。
自動車保険の契約更新時には、いくつかの保険会社から自動車保険の見積もりを受領し、同じ補償内容で支払う保険料が安い保険会社に変更したり、自動車保険の加入状況を再確認して、生命保険など他の保険でカバーできる特約などは外したりする方法もあります。保険料の改定は気になることですが、自動車保険を見直す時期だと考えてみて、比較検討してはいかがでしょうか。

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