更新時ゴールド免許になったら

免許の更新でブルーからゴールドに

ゴールド免許を持っていると保険料が割引に。

自動車保険の保険料の割引として、多くの保険会社で取り扱われているのが「ゴールド免許区分」です。保険会社により異なりますが、ゴールド免許所持者の場合、保険料が数パーセント~数十パーセント、割引されることがあります。なお、ゴールド免許区分は、自動車保険を新規契約するときや自動車保険を更新するときの契約期間の最初の日にゴールド免許を持っていることが条件となります。

自動車保険の契約途中で新たな割引は適用されない!?

ゴールド免許区分が適用できるか、原則として保険期間の最初の日の運転免許証の色で判断されます。そのため、自動車保険の契約期間の途中で、運転免許証更新によりゴールド免許となることがありますが、保険会社に免許の色が変わったことを伝えても、現在の自動車保険の保険期間が終了し、新たな契約となるまでは、ゴールド免許区分は適用されません。
また、ゴールド免許区分は、自動車保険更新の契約期間の最初の日にゴールド免許を持っているからと保険会社や保険代理店が自動的に判断して適用してくれるものではないため、ゴールド免許に切り替わったことを契約更新時に保険会社に申請します。
反対に、ゴールド免許区分が適用されていた方が、事故を起こすなどで、ゴールド免許からブルー免許へ変わった場合は、自動車保険の途中で割引がされなくなるのではなく、自動車保険を更新して新たな契約となったときに、ゴールド免許区分の対象から外れます。

免許更新が遅れてもみなし規定という方法があります。

運転免許証を更新するとゴールド免許となることは分かっているが、忙しいなどの理由で免許更新が遅れ、更新した自動車保険の保険期間の初日に持っている免許がブルーであることもあります。運転免許証の更新を早めに行っていれば、ゴールド免許になり割引が適用されますが、運転免許証更新が遅れたことで、自動車保険料の割引が適用されるかされないか決まるのは、なんだか納得がいきません。そのため、ほとんどの保険会社では、ゴールド免許のみなし規定があります。
みなし規定とは、保険期間の初日が誕生日の前後1ヵ月の運転免許証更新の期間であり、更新前後の運転免許証のいずれかがゴールド免許であれば、ゴールドとみなすことをいいます。これにより、運転免許証更新で、ブルーからゴールド免許となる方だけでなく、運転免許証更新後にゴールドからブルー免許になる方も、ゴールド免許とみなされ、保険料の割引の申請ができます。

このように、ゴールド免許による割引は、現在ではほとんどの保険会社で設定されていますが、保険会社によっては、走行距離、年齢、使用目的などで、さらなる割引が可能となることがあります。自動車保険の保険料はいつも同じ保険会社が安いのではなく、条件により変わってきますので、保険料を少しでも抑えたい場合は、信頼できる保険代理店へ複数の保険会社の見積もりを依頼しましょう。

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