中断証明書の発行について
長い間、自動車を運転をしてきたけど海外赴任が決まったので車を手放すことに…。
自動車を一旦廃車にすることに…など、長期で自動車に乗らない、または手放す場合ってありますよね。でも、また自動車には乗る予定…そんなときに役立つのが中断証明書です。
自動車をまた運転する方にお得です
事情によって、自動車を譲渡・廃車をするが、数年以内にまた購入する予定があるといった場合には、中断証明書の発行をおすすめします。中断証明書は、一定の条件を満たすことで、中断した自動車保険の等級を新規で加入した保険に移すことができます。通常は、自動車を手放すことになったら、新規の自動車保険に加入するため等級はリセットされますが、この手続きをすることで、今までの割引率を引き継いで自動車保険に加入することができるので、新規契約と比べて保険料が安くなるためお得です。
中断証明書の発行は解約から13ヶ月までに手続きが必要です
中断証明書は発行期限があり、保険契約の満期日、または、解約日から13ヶ月以内に手続きをしなければいけません。※保険会社によっては中断証明書発行依頼の期限が5年以内のところもあります。詳しくは保険会社や代理店に確認をしましょう。
これ以降の日程では手続きは不可能になりますので、注意が必要です。また、中断証明書には有効期限があり、その期限が最長で「10年」といわれています。10年以内に、自動車を買い換える、海外から戻って来るなど、再度自動車を運転する機会がありましたら、中断証明書を発行しておくと良いでしょう。
最後に提出書類が揃っているか確認しましょう
みなさん、ここまでで満足をしてはいけません。中断証明書の発行には、必要書類がいくつかあるため、しっかり揃えて不備がないようにしておきましょう。
(必要書類)
前契約をしていた自動車の廃車・譲渡・返還したことを証明する書類
中断証明書発行依頼書
代理店もしくは保険会社へ連絡の際する際には、手元に証券もしくは写しを用意したほうが便利です。またその他、必要書類があるかどうかは保険会社や代理店に確認しましょう。