車を買い替えた際の必要な手続き
新しい車に乗り換えたとき、名義変更や車庫証明交付など、手続きがいくつかありますが自動車保険も手続きをしなければいけないので注意が必要です。保険手続きを忘れて、乗り換えた自動車で事故を起こしてしまい保険が使えない!といったことを防ぐためにもここでは、車を買い替えた際に必要な手続きをご紹介します。
車両入替の手続きで保険を引き継ぐことが可能に
車を乗り換えた場合、車両入替(契約車両の変更手続き)が必要になります。車両入替とは、保険証券に記載のある車と、新しい車に契約途中で変更することをいいます。車両入替は、手続き条件が保険会社によって異なりますので、車を乗り換える前に契約している保険会社へ問い合わせるようにしましょう。
条件が合わないと入替ができない場合もある
保険会社によって異なりますが、車両入替はある一定の条件をクリアすることで、変更が可能です。もし、その条件に入らない場合は入替ができません。以下は、ある保険会社の条件例ですので、ぜひご参考にしてみてください。
※新たに取得した車の持ち主が以下であること
- 変更前と同じ車の持ち主であること
- 記名被保険者
- 記名被保険者の配偶者
- 記名被保険者、または、その配偶者の同居の親族
※新しく取得した車がご契約中の車と同じ用途・車種区区分であることが条件です。
- 自家用普通乗用車
- 自家用小型乗用車
- 自家用軽四輪乗用車
- 自家用軽四輪貨物車
- 自家用小型貨物車
- 自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)
- 特種用途自動車(キャンピング車)
上記に当てはまらない場合は、車両入替の対象外になってしまう可能性もあるので、不安な方は代理店や保険会社へ問い合わせをしてみましょう。
車両入替が可能な場合に必要な情報
入替OKな場合は、以下情報がわかるものを準備します。
- 納車日
- 車検証
- 型式、車名、初度登録年月、ナンバープレート、車台番号、所有者、使用者
また、積載距離計(オドメーター)の数値も必要になります。 - 変更前の車・・・使用終了時点の数値
- 変更後の車・・・使用開始時点の数値
上記が必要となりますので、手続きに必要なものは予め準備をしておくようにしましょう。
あとは保険会社や代理店の指示に従って手続きを進めよう
必要なものが揃ったら、保険会社や代理店に連絡をとり、提出する書類や期日などを確認しながら手続きを進めてください。保険は加入している保険会社や商品によって、手続きが異なる場合があるため、変更手続きも一つ一つ契約内容を確認しながら進めていきましょう。