保険料の支払い方法変更について
支払い方法を変更するのは契約更新のタイミング
自動車保険の保険料の支払いは、年一括払いを基本とする保険会社が多いのですが、年齢が若く、等級が低いと自動車保険料が高くなり、年一括の支払いが家計への大きな負担となることもあります。そのため、分割払いに対応できる保険会社も増えてきています。
年一括払いから分割払いへ支払方法を変更したい場合には、基本的には自動車保険の契約更新のときに分割払いへの支払い方法を変える手続きを行うと、翌年から分割払いへの変更が可能となります。
どんな支払い方法があるかご存知ですか?
ところで自動車保険の支払いはどんなものがあるかご存知ですか?
多くの保険会社が採用している支払い方法とその特徴についてまとめました。クレジットカードの分割払いは保険会社指定の12分割(支払い回数は12回または11回)とクレジットカード会社による分割払いの2種類が存在します。回数が減るほど手数料が安くなるなど金額に差が出てきます。
無理のない支払い計画で、無保険にならないようにご注意下さい。
支払い方法 | メリットや特徴など | 注意いただきたい点 |
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クレジットカード払い (一回払い) |
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クレジットカード払い (保険会社による分割払い) |
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クレジットカード払い (クレジットカード会社による分割払い) |
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コンビニ払い |
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ネットバンク (インターネットによる銀行振込) |
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銀行・郵便局振込 |
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口座振替 |
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契約途中での支払方法変更
年一括払いから分割払いへの支払方法の変更は、自動車保険の更新時に行うこととなりますが、どうしても契約の途中で分割払いに変更しなくては、生活が苦しくなるなどの特別の事情があることも考えられます。契約期間の途中で支払い方法を変更したい場合は「保険期間通算特則」を利用しましょう。
「保険期間通算特則」とは、加入保険を途中で解約し、新規に加入しなおしをしても等級をそのまま継続できる規定のことです。保険料の支払い方法については、手続きが多くわかりづらい点もあるため、現在の自動車保険が途中解約可能か、保険加入した店舗に必ず確認しましょう。
また解約が可能であれば、新たな契約がいつから可能かを確認し、新しく自動車保険の見積もりを取ります。その後、現在契約している保険会社や保険代理店に、現在の自動車保険を解約して、他の保険会社の自動車保険に「保険期間通算特則」で変更することを伝えましょう。現在の自動車保険の契約期間が残っている場合には、差額の返金についても確認することをお忘れなく。
その場合、現在の自動車保険と新しい自動車保険の契約に空白期間が発生しないよう、新しい自動車保険の契約や支払いを確実に行うことが必要です。可能であれば、現契約代理店への解約の連絡は新契約の契約手続きを済ませてから始期日と同日付けで解約の連絡をしましょう。次契約の手続きを完了せず、解約の連絡をしてしまうと契約手続きが予定通り進まず始期日がずれてしまった場合補償の空白期間が生じる可能性があります。
なお、現在の自動車保険の契約期間内に事故を起こし、すでに自動車保険を使っている場合には、契約満了まで保険会社の変更ができませんので、契約変更に関する不明な点は、保険代理店に確認しましょう。