見舞金などを補償する「対人臨時費用補償」とは

相手を死傷させたときの補償について確認している

対人事故でケガをさせたときに持参する見舞金や、万一死亡させてしまったときの香典代などは自動車保険から支払われるのでしょうか?

対人事故を起こすと、お見舞いなど、いろいろな費用がかかります。こうした費用を補償するのが「対人臨時費用補償」です。

自動車保険の対人賠償保険には、臨時費用の補償が含まれているものがほとんどです。臨時費用とは、事故の被害者が死亡した場合に、香典や見舞金として被保険者(ご契約のお車を主に使用される方)が臨時に必要とする諸費用のことです。

一般的な自動車保険では、被害者が死亡したとき15万円、3日以上の入院をしているときに3万円が支払われるものが多いようです。保険会社によっては、入院見舞金は補償されない代わりに死亡時の香典代を20万円にしている商品、死亡時10万円、入院時2万円とされている商品などもあります。

なお、一部の保険会社では、補償の簡素化の一環で、臨時費用を廃止したところもあります。

気になる方は、ご自分の保険の内容を確認してみましょう。対人臨時費用については、普通保険約款(『ご契約のしおり(約款)』などの名称で契約時に送付されているものに掲載されていることが多いようです)の「賠償責任保険」、「賠償責任条項」に記載されています。

万一のための保険です。事故のときには、こういった補償の有無も含めて、しっかりとアドバイスをしてくれる保険代理店で契約したいものですね。

その他「事故の加害者になってしまった!賠償保険の補償」カテゴリのアドバイス

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