いざ車のエンジンがかからないときって、焦ってしまいどうしたらいいのかわからずパニックになりますね。
そうですね、いざ乗ろうとしてエンジンがかからないと焦りますよね。
そんな時に原因を確かめるにはどんなことをすればよいか気になりますね。
早速見てみましょう。
エンジンがかからない
自動車保険に付帯するロードサービスは心強い味方。 「トラブルのときには、自動車保険の保険会社か代理店にすぐ連絡を!」。でも出来れば、その前に自己診断をしてみましょう。事前情報が多いほど、ロードサービの手配も細かい点で違ってくるものです。それが解決の早期化につながる可能性があります。
先ずホーンが鳴るかで自動車の症状診断
自動車に乗ろうとしたらエンジンが掛からない、こんなケースは案外多いもの。どう判断したらいいだろうか? とりあえずチェックから始めよう。キーを「オン」の位置(セルが回る前のポジション)にし、ホーンを鳴らす。ここで全く反応無ければ(インパネのランプ類も点灯しない)、バッテリーは完全に上がっている。おそらくルームランプ等が点きっぱなしだったのだろう。始動不能で最も多いケース。こんな時はバッテリー上りの項を参考にして対応すればいい。
インパネのランプは点灯。ホーンも鳴る。ただセルの回りが極めて苦しそうであれば、バッテリーの寿命。寒い冬の朝など、突如こういった状況になってしまう。何とか掛かっても、数日以内に必ず本当の始動不能となるので注意。こうなったら自動車のバッテリーを交換するしか対応方法がない。始動出来なければ最初のケースと同じくバッテリー上りの項を参照すること。エンジンを停止すると2度と掛からないので、そのままバッテリー交換に行こう。
インパネのランプが点きホーンも元気に鳴るのに、セルモーターはピクリともしないケースや、逆にセルは元気良く回るのに始動しないような時は本格的なトラブル。燃料計を見てガソリンが入っているようなら、修理工場に電話するしかない。外出先であればJAFなどに電話し、近所の工場まで自動車をレッカーしてもらおう。簡単に直らないケースが大半なので、約束に遅れるという電話を入れることも忘れずに。
自動車のバッテリーがあがってしまった
バッテリーのチャージそのものは、それほど難しいものではないので、お友達の自動車に来てもらっても出来ますが、旅行中で遠方にいるとき、連休中で自動車に詳しい友人がつかまらないときなどは、自動車保険を思い出してください。自動車保険の保険会社や代理店が提供するサービスで専門業者が駆けつけてくれるサービスが付いている場合があります。
ジャンピングケーブルで電気を貰う
バッテリー上がりを起こしたら、赤と黒のコードにワニ口の付いた『ジャンピングコード』を他の自動車のバッテリーに繋ぎ、電気を貰って始動するしかない。ここでの要点は二つ。まずジャンピングコード。完全にバッテリーが上がってしまった場合、普通の細いタイプでは容量不足。ジャンピングコードを繋いでもセルの回りが悪いようなら(こんな時、コードはかなり熱くなる)、太いタイプを探すか2セット使うかのどちらか。1セットでは無理。
もし細いコードしかないような時は、10分間くらい繋ぎっぱなしにして元気な車の方のエンジン回転を2千回転くらいに保つ。すると上がったバッテリー側も少し充電されるため、細いコードでもエンジンを回せるようになる。セルモーターの回りが弱くて始動出来ないようなケースなら、細いコードのタイプでも十分役に立つ。もし自分で車に積んでおくなら、太いタイプを買っておくと便利。カー用品屋さんで売っている。
二つ目はコードを繋ぐ順。赤いコードをバッテリーが上がった側の+に繋ぐ。赤いコードの反対側を正常な車の+に繋ぐ。黒いコードをバッテリーが上がった側の-に繋ぐ。黒いコードを正常な車の-に繋ぐ、で終了。コードのワニ口をバッテリー以外の場所と接触させるのは禁じ手。大きな火花が飛んだり、コンピューターがパンクしたりすることもあるから怖い。慎重に作業しよう。